本が山盛りとどいちゃったよ!!
最初は、ちょっと PHP の勉強しようかな!と思って、
Amazon で良さそうなの選んでただけなんだけど、
なんだか、どんどんお奨めされちゃって、どんどんクリックしていくうちに
いつのまにやら DS用のゲームまで…! (これ結構おもしろくていいけどね!)
そんな中で、ぱらぱらっと読んでみて、いちばん面白そうだった本がこれ!
ちょっと難しそうな題名だけど、翻訳も上手で読みやすいし、
ぼくでも楽しく読めそうな本ですよ!
あ、内容は、ユーザーインターフェースについての色々なこと!
ちょこちょこっとページめくりながら引用してみますね…!
第4章 「考える」
アルゴリズム
先ほどの簡単な例は、コンピュータプログラムではなくアルゴリズムです。
(中略)
では、誰がアルゴリズムをデザインするのでしょうか? 今までは、コードを記述するのと同じプログラマがアルゴリズムをデザインするのが常でした。 有能なインタラクティビティデザイナーはその仕事をプログラマから奪い取り、ときには自身がプログラマになることもあります。アルゴリズムはコンピュータの基本的な思考単位です。 「考える」部分をデザインするには、アルゴリズムをデザインする必要があります。
(中略)
「でも、アルゴリズムをデザインしようにも数学的知識なんかないよ。 だって自分はデザイナーで、エンジニアじゃないんだから!」と広義する読者の声が聞こえてきそうです。 確かにそうかもしれませんが、逆にエンジニアにはアルゴリズムを作るためのデザイン的知識がありません。 あなたが高校の代数を思い出すには少々時間がかかるでしょうが、エンジニアがあなたの芸術的感性を養うにはもっと長い時間がかかります。 誰かがその仕事をしなければならないなら、あなたが最もゴールに近い位置にいるのです。
(中略)
実際、1800年以前の冶金の発展のほとんどは、新しい表現形式を探ろうとするアーティストの手によってなされてきたのです。 技術はアートに貢献しますが、その恩恵を受けられるのは、技術を学ぶ意志のあるアーティストだけです。
ダヴィンチもミケランジェロもそうやってたんだから、きみもがんばれよ!
っていうお話かな!
第8章 「指針」
まず技術ありきの姿勢を改める
この過ちは、プログラマがデザインの主導権を奪い取ったときに、よく発生します。 プログラマは技術的な技巧、特に目新しくて面白い技巧が大好きです。 そのため、彼らは多くの時間をかけてひとひねりしたプログラムを作り上げ、「これをゲームにできないものだろうか」と考えます。
もちろん、それがすべて悪いわけではありません。 実際に、この種の遊び半分の実験が許される場所が存在します。 それは研究所です。(中略)
そもそも出だしからして間違っています。 「ユーザーのために何ができるか」を考える代わりに、「この技術に金を払わせるにはユーザーをどう説得すればよいか」を考えているからです。 このようにユーザーと自分自身の関係を混同してしまうと、自ら、大失敗を招くことになります。
え! それなんて WEB2.0企業?
ダイアログの話、WEBの話、CUIとGUIの話、数学の話、言語学の話、遊び要素についてのMacintoshの例…、こんな感じで30章まで!
4,500円もしたけど、買って得した気分になったよ!
ちなみにうちでは、「Joel on Software」、「ハッカーと画家」 とともに、本棚の殿堂入りさせちゃう予定です!
ぼくこの手の読み物、大好き!
そんなわけで、PHP の本はとりあえず置いておいて、先にこれ読みますね!
マンガの後だけど!