ぼくはまちちゃん!

こんにちはこんにちは!!

教えることの難しさ

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こんにちは!

いきなりだけど教えることって、すごい難しいと思いませんか!
とくに初心者に教えることが…!

なんていうか、初心者にこそ本当に上級者クラスの人があたらないと、
ちゃんと教えられないんじゃないかなーって、いつも思っちゃうよ。

だって初心者の人は、いつも本当にとんでもないことを聞いてくるよね。
もうね、自分みたいな中級者なんかじゃ「それはそんなもんやねん」としか答えられないことが多いよ! ぼくそんなことまで知らないのに!

それはたぶん、初心者だと自分の知りたいことの範囲すら、まだ理解していないからってこともあるのかな。
だから基本から応用、あと関連知識みたいなところまで広く深くカバーしている上級者でないと、初心者相手には、きちんと答えられないことが多いのかもしれないね。

それとも、どうせ相手はわかってないんだから、そこまでキッチリ答えなくてもいいかな。

うん。中級者相手に教えるのなら、それでいいのかもしれない。
すでに知識のベースがあって、自分は何が知りたいのかをはっきり知っていて、これはおかしいかもと思ったら勘も働くし、ヒントを元に自分で調べる方法も知っているだろうから。

だけど初心者相手だからこそ、きちんと間違いのないことを教えてあげないといけないんじゃないかなと思うよ。

でもあれだね。
すごい知識のある上級者…ってだけじゃだめなんだよね。
加えて教えるセンスもある人じゃないと。

相手の理解度を見極めずに、大事な前提をはしょっちゃったり、専門用語乱発したりしちゃうとだめ。

「この言葉は相手に通じるかな」と丁寧に変換フィルタ通しながら伝えることって大事だと思う。

これをしない人って結構多い。ただめんどくさいんだろうけれど。

たとえば自分の母親に「アンタどこ行くの」と聞かれて、
「mixiのコミュのオフ行ってくるわー。めっちゃワクテカやでー」
と言っても、きっと母にはなんのことやらサッパリだよね。

(「インターネット」って言葉なら、さすがにTV新聞で浸透してるしokかな…)だとか、ひとつひとつ言葉をフィルタしながら伝えないと、たぶん伝わらない。
相手がおばあちゃんなんかになると、なおさらだよね。

そう、仮にみんななら「mixiのコミュのオフに行ってくる。超ワクテカ」を、なるだけ正確にご老人に伝える時、どんな風に言うのかな。

あとまえに結城氏のテキストだったかで、
「あえて1%とかの細かい例外をはしょって言い切って教える。大事」
って話(だったと思う)を読んだのを覚えてて、逆に、こういうセンスも大事なんだなーって思ったよ。

これかな。「教えるときの心がけ

「AはBでもあり、Cのときもあるけれど、Dだったりもするし、Eかもしれない」

と言われても、生徒は混乱するばかり。はじめのうちは

「AはBである」

と言い切ってしまってもよいのです。
この文が生徒の心にしっかりなじんでから、CやDやEの話をしてもいっこうに構いません。

最初からあんまり細かすぎるところまで正確に伝えようとしちゃうと、僅かな例外にまで話がいっぱい分岐しちゃって大事な部分が頭に入らないもんね。うん。

って話をだらだらっと書こうかなーと思っていたら、それと近い話を「セキュリティ過敏症」にトラックバックもらったので、いい機会だったのでぼくも書いてみたよ。

(参考) DelFusaBlog Unicodeがわかりやすい。