ぼくはまちちゃん!

こんにちはこんにちは!!

本名バレてもへっちゃら?

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そうだね。
たいていの家には表札がかかっているし、
(今では減っただろうけど)電話帳なんかにも色々と載っていたりするよね。
外にでたら、普通に名前を名乗るし、とにかく本名で生活してる。

そういう感覚ならそう。
誰かに本名を知られても平気。
それは平気なことだった。

だけどネットが絡むとそうも言っていられないと、ぼくは思うよ。
なぜかって?

ネットじゃなければ、沖縄にいる知らない人が、きみのちょっとした「つぶやき」を聞く機会はほとんどないよね。
北海道の知らない人に、興味を持たれる機会もほとんどない。
きみのポエムが2年後に、知らないひとの目にふれる機会なんてのも、たぶんない。

偶然、きみの一言が、誰かの目に留まり、
少し興味を持って調べてみると、
どんどん出てくる若かりし頃のポエム。写真…!
尽きない興味、高まる興奮…!

そうして本人にはまったく心当たりのないまま
知らない人に、変質的に惚れられたり、あるいは恨まれたりとかね。
どうだろう。
自分は、有名でもなんでもないから、それはねーよと思うかな。

ひとつ知っておいて欲しいのは「あたまおかしい人」って案外おおいんだよーってこと。

ぼくはこういうの、意外とよくあると思うよ。

自分のなにかが他人の目に留まる機会が増えたんだ。
きみが、変質者に目を付けられる機会が圧倒的に高まった。
距離も時間も関係ない。検索さえできる。

たとえば、ぼくの場合なら、前にこんなことがあったよ。
昔、mixiで「マイミクの増減おしらせBot」を作っていたことがあったんだけど、
これ誰にでもマイミクになれるようにしてあったので、たくさんの利用者がいたんだ。
で、どうやら誰か(A)が、そのBot(B)を利用している誰か(C)に恨みを持ったらしく、

「BはCの数少ないマイミクである。C=Bじゃないだろうか。Bは調べたところHamachiya2というヤツの複アカらしい。C=B=Hamachiya2だ! 死ね! 殺してやる!」

という考えに至ったみたい。
もちろんぼくは、Aの人もCの人も知らない。Bは確かにぼくの作ったBotだったけれど。

そうして知らない人から変なメッセージがおくられてきたりしたことも結構あったよ。
「オレの日記に変な挨拶が勝手に書き込まれたぞ!」って苦情なら、ぼくの場合は全然よくあることなんだけど、
そんなのとはあきらかに質の違う、どこかおかしな恨みの文。なんかたくさん。
そういう人に名前、そして住所を知られていたら、どうなったんだろう。

特になにも公開してないから大丈夫?
たとえば、このエントリーをソーシャルブックマークするときの、ただのコメントひとつが引き金をひくかもしれないね。

きみがひとり暮らししている女性なら、深夜、突然ドアをノックされることを想像してみよう。
きみが家庭のある人なら、仕事に出ている間に、宅配業者を装った誰かが家のチャイムを鳴らすことを想像してみるといいかもしれない。

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