ぼくはまちちゃん!

こんにちはこんにちは!!

田中ロミオのAURAよかった。面白かった。

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こんにちは! ラノベ読んでますか!

ぼくも読んでます!
いまも一冊読み終えたばかりだよ!

これ!

AURA
〜魔竜院光牙最後の闘い〜

田中 ロミオ, mebae

(2008/7/19 発売)


これ、皇国も読み終えちゃったし、なにかいいのないかなーとか思って、ふらりと立ち寄ったアニメイトで、小説版ブラック・ラグーン買ったついでに、ああー田中ロミオかー、サクサク読めちゃいそうだから、ついでに買っておこー。そういや人類は衰退しました新しいの読んでないなーまあいいかーなんて感じで買ったんだけど…、

なにこれ超おもしろかった…!

オビのアオリ文とかサブタイトルとかを見る限りだと、学園なのに剣とか魔法でデタラメに闘っちゃうようなノリの話かなーとか思って、正直あまり期待してなかったんだけど、導入部を読んでみて不安は確信へ…! うわやっぱりこれ失敗しちゃったかも…。

だけど我慢して読んでみるかな…、あれ…?(10分経過) あれれ?(30分経過) なにこれこういう話なの? グイグイ引き込まれちゃうよ! 田中ロミオすごいよすごい!

よくある学園モノのライトノベルってほら、舞台が単に学校であるっていうだけで、なんていうか学校そのものが、主人公たちを盛り上げるための単なるイベント発生装置として使われることが多いと思うんだけれど…、

このお話は、他のライトノベルでは無視されちゃいがちな学校の持つ負の側面…、「教室」っていう、当事者=学生たちにとっては逃れることのできない、失敗の許されない閉鎖された空間での、クラスやグループみたいな小集団から産み出される独特の心理を生々しく、それでいてテンポ良く書いてあって、
いわばそういった「特殊な場」に実際に身を置いていないと、なかなか理解できない・思い出せない微妙な空気の読みあいと、そして、いじめや最近よく聞く学校裏サイトの問題にまで軽くふれていて、大筋はあくまでライトでファンタジーなのに、リアルで、なによりキレイな感じで気持ちよかった! 傑作だと思います!

もうね、下手な2chまとめサイトだとかのちょっといい話なんかを読んでる暇と体力あるのなら、さっさとこれ買ってきて読んだほうがいいと思うよ! できれば他のネタバレ書評を見ちゃうまえに!

ぼくの中では、ハルヒ(全部読んだよ!)よりも、西尾維新(だいたい全部読んだ!)よりも、だんぜんこっちが面白かったです! おすすめ!

AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜

(追記)
http://twitter.com/Hamachiya2/statuses/865812237