こんな話題はいまさらかもしれない! それはわかってます!
だけど書きたい!
なにって、[OK]ボタンの位置のことです!
これって右に置くのが自然だよ絶対!!
理由は単純で、
[OK][キャンセル] は、画面によっては [保存] [取り消し] だとかに名前を変えるし、
さらに、入力が3ページあるようなウィザード形式の画面なんかだと、
[ここまでOKそして次の画面へ]、[間違ったかもしれないから前へ戻って修正] とかになっちゃう。
うん、このウィザード形式の時のことを考えるとわかりやすい!
ウェブは横書き! 左から右に読む!
左からやってきたんだから、[戻る] のは左!
右に進んでいくんだから、[進む] のは右!
だから、[次へ] も [保存] も [OK] も右が自然!
ウィザードっぽい画面の時と他の画面の時とで 「OK的なもの」の位置がぶれていると、少し迷うよね。
だから[OK]は右に統一しているのがいいと思うんだけど!
だけど、なんで[OK]は左なのかも、って思っちゃうことがあるんだろう…!
たぶん、それはもう全部、Windowsのせいだと思う!!
Windowsのダイアログは、[OK]が左、[キャンセル]が右だもんね。
ここから先は、ほんとにただの想像なんだけど…、
たぶん、Windowsの [OK] が左なのは、当時のUIデザイナーが考え抜いた結果とかでも何でもなくて、「MacのOKは右だから左にしよう」って理由に尽きるんだと思う。
きっと、Windowsを作る時の方針として、「なるだけすべての位置をMacと逆に」っていうのがあったんじゃないのかな。
スタートメニュー(アップルメニュー)しかり、閉じる[X]ボタンしかり、マイコンピュータ(Macintosh HD)、ごみ箱しかり。
なんでもかんでも左右、あるいは上下が逆になってるよね。
だけど、なぜそこまでして逆にしたかったんだろう?
Win95が流行りだした当時、色んな人が「Macのマネじゃん」なんてことを言ってたよね。
別にそんなことを言われるのは承知済みだったろうし、かまわなかったんだろうけど、
問題なのは訴訟された時だったんじゃないかな。その対策として、全てを逆にしたんじゃないのかな。
法廷で、「ほらここも違います」 「ここもここも」 「合計して1万ヶ所の相違点があります断然Macじゃないです」って言えるように。
その結果、ぼくたちは [OK] が左な苦痛に慣らされちゃったんだよ!
慣らされたとは言っても、Webやアプリケーションで、[OK] が右にあっても使えちゃう、慣れは左に、本能は右に…! 常に 0.5秒迷ってボタンを押す。 それが Windowsユーザー。
そう考えると、QWERTY配列に慣れちゃったのとは訳が違って、なんだか悔しいですね!
せめて、Webの画面だけでも、[OK]が右なのが超スタンダードになっちゃえばいいのに!
(参考) OKボタンの位置はどこが適切?