ってことを知人に言われちゃいました…!
…こんにちはこんにちは!!
「ね、ブログ書く人ってなんでお金になることをタダで書くの?」
ははは。
「その知識、セミナーとかにすれば儲かるのに…」
なるほど、そうかもしれない…。
なんでだろう、ぼくにとっては、べつにお金儲けが一番じゃない…からかな。
(ちょっとは広告を貼ったりもしてるけどね)
けっして、世のため人のためなんていう崇高な理由じゃないよ。
たぶん、どちらかっていうと自分のため…。
あ、
他にも理由があった。 それは…
「知識そのものが単純にお金に変わるわけじゃない」っていうのも、あるかな。
うーん。
たとえば仮に、ぼくがセキュリティの知識のスゴイ人だったとして…
いまここで「はまちやくんのセキュリティセミナー」なんてのを開催したとしましょうか…!
あるいは「SEOセミナー」なんてのでもいいね。
どうだろう。 人、来てくれるかな。
うん。 珍しがって来てくれるかもしれないね。 無料なら。
じゃあ入場料を、ひとり10万円にしたらどうだろう?
…たぶん誰もこないよね。
だけどこれ、すごいイベント屋さんがしかけたら、
たとえ講師がぼくじゃなくて無名の人でも、
たとえ入場料が30万円でも、けっこう人が集まったりしちゃうんだよね…!
うん。 ちゃんとした社会人のみなさんからすれば、なにをいまさらなんて感じのことなんだろうけど、
「お金を稼ぐのだ」って視点でものを考えると、
エンジニアっぽいスゴイ知識やスゴイ技術なんいうのは、実はそんなに重要なことではなくて、
「金を生む力」があって初めて、知識や技術をうまくお金に換えられるみたいなんだよね…。
さっきの例だと、無名の講師のセミナーよりも、
もちろんスゴイ講師のセミナー方が、さらにお金を生みだしやすいだろうけど…
だけど、単純に「スゴイ講師」ってだけでは、なかなかお金は生まれないんだよね。
そういえば、前はそういうのがよくわからなくて、
営業サイドの人とよくケンカしたりもしたよ。
技術者としてのぼくの頭の中身は、
「きみたちは能なしのくせに偉そうにしちゃダメですよ。
だって何も生み出せない下等生物なんだから。
ね、きみってこの製品のコード、一行でも書いたの?」
なんて感じで、
営業さんの頭の中は、
「技術者? きみでなくてもかわりはいくらでもいるよ。
なんならこの案件、外注に振って作らせてももいいし」
なんて感じだったんじゃないかな。たぶん。
うん。
そんなわけで、ぼくにはブログ書いているような文だとか思いつきだとかで
うまくお金を生み出すスキルはないし、
いまのところ、特に強くそうなりたいとも思っていないから、タダで書いているのかな。
あ、あくまでこれは「ブログを書く理由」ではなくて、
「なぜタダで書くのか?」って問いかけに対する答えだよ。
あと、もうひとつ付け加えるなら、
たとえ自分が最初に思いついたことだったとしても
たいていの情報とかアイデアだとかは、いずれ他の人も見つけて書いちゃうんだよね。
それならせめて自分が先に書いた方がいいよね。
お金を取る気も、取るスキルもない、
だからそれでお金は取れないけれど、そのかわりに「名」を取ることができるのだし。
あ、うん。
ブログなんて多かれ少なかれみんな売名行為とも言えなくはなくて、
別にそれはぜんぜん悪いことではないと思うよ。
自分が何を取っていきたいのかにもよるだろうけれど、
とりあえず名前を知ってもらうのは悪くないんじゃないかな。 無理のない程度にならね。