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14歳からのお金の話

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14歳からのお金の話

って本を見かけたから、読んでみたよ!
面白かった! あ、べつに、タイトルの「14歳」って単語に変に反応して買ったんじゃないですからね!!

これ、どんな本かっていうと、タイトルの通り、子供でもお金のなりたち、仕組みがわかるように書いてある本。マンガつき。

うん。だから、小中学校時代に、ちゃんと社会科の勉強していた人や、良い先生にあたった人にとっては、すごく薄い内容の読む価値のない本かもしれない!

だけど、例えば大人になってから、ちょっぴり間違ってる歴史をゲームやマンガで覚えちゃうような、ぼくみたいなのにとっては、すごくためになったよ!

この本、最初は「お金のなりたち」からはじまって、最後のほうは、保険年金制度や格差社会なんかを、さらさらっと紹介していく感じなんだけど、とくに最初のほうの、「お金とは何か?」がよかった!

時々ふしぎに思ってたんだよ。
はじめ、どんな感じで「お金」が成立していったのかなーなんて。

そのあたりの内容を簡単に紹介しますね!

・最初は物々交換だった!

魚釣りの名人と、果物を探すのが上手な人が、交換してたんだね。 同じものばかり食べてたら飽きちゃうから。
だけどいつでも出会えて、うまく交換できるわけじゃないから、交換したい人は一ヶ所に集まろうってことで、それが市場になった! 市場べんり!

・交換の仲立ち!

肉が欲しくて、魚をもって市場にやってきたよ。
魚を欲しがる人はいるんだけど、肝心の肉持ってる人は「魚いらねー」なんて言ってる…!
そこで考えたよ。
「ひとまず、みんなが欲しがるような物と交換しときゃいいんじゃね?」
それは何かっていうと、稲や布だった!
ちなみに漢字の「値」や「幣」は、稲や布からきてるらしいね。

・仲立ちは長持ちする方がいい!

ずっと持っていても、稲は痛むし、布は汚れるし…、もっと丈夫なものはないかな。
他にみんなが欲しがりそうなものは…、きれいで珍しいもの?
そこで、だんだんと、キレイな貝殻なんかが仲立ちに使われだしたよ、
だけど、もっと長持ちするキレイで珍しいものってことで、金・銀・銅みたいな金属が出回りはじめたよ。

・持ち歩けない…!

これでみんな、ひとまず金とか銀とかに交換するやり方が主流になったよ。
だけど、たくさんだと持ち歩くのが大変! 強盗にもやられちゃう!
そこでどうしたかっていうと、大金持ちの人に相談して、金を預かってもらって、その代わりに「預かり証」って紙をもらうことにしたよ。

この預かり証を金持ちさんのところにもっていけば、いつでも金に交換してくれるから、買い物(交換)は「預かり証」でできるようになった! 軽い! べんり!
この金持ちさんが、「両替商」と呼ばれるようになって、「銀行」ってよばれるようになったんだね。

こんな感じでお話がマンガつきで進んでいくよ。
もし「おお、そうだったのかー」なんて思っちゃった人は、読んでみても損はないんじゃないかな!